あさひ保育園-山口県岩国市

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5月

園長先生のお部屋

はじめの一歩

年長きりん組さんになると園では習字を習います。



5月25日の習字の様子を見てみると墨が、手・・・、顔・・・!





真っ黒!!
習字の先生は何回も何回も、「初めてだからね!」
とのお言葉。
でも、手直しもあるけど〇をもらえるとうれしいね。
ちゃんとお片付けもして



習字はうまく書けるように習うというより、習字を利用して成長していくことの方が大切!
はじめの一歩は、誰でもこうですね。

 

雅楽のいろは

仏教で雅楽!?
雅楽って神社の結婚式じゃないの?
よく言われることです。



実は仏教も雅楽を取り入れて法要などをすることがあります。
というか、仏教の方が早くに雅楽を取り入れています。

その流れは日本古来の音楽や舞踊と、仏教の伝来と前後して入ってきた中国大陸・朝鮮半島などの外来音楽や舞が融合して10世紀ごろに完成しています。
(ちなみに歴史上、雅楽が初めて表舞台に出てきたのは奈良の大仏さまの開眼法要と言われています)

雅楽の楽器の構成は管楽器、打楽器そして弦楽器です。

西洋でこの構成を一般的に「オーケストラ」とも言いますが、1000年以上続いたオーケストラはないと聞いておりますので、「世界最古のオーケストラ」なんて呼ばれています。
ちなみに「オーケストラ」の日本語訳であります管弦楽は、雅楽の管弦を転用したようです。

先程、申しましたように10世紀ごろに雅楽は完成されていますが、形を変えず1000年以上演奏されてきた音楽が雅楽です。

ということで!



私は山口県の浄土真宗の雅楽の会のお世話をしていますので、「園長先生のお部屋」の豆知識として、合間に「雅楽のいろは」を書き込もうと思います!


山口県の浄土真宗の雅楽の会である山口雅楽会が発行しているSANGAです。
ちなみに舞人の内、向かって手前の右側は私です!