あさひ保育園-山口県岩国市

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3月

食育

本当はおはぎじゃない(゚Д゚;)


お彼岸である今の時期によく見る和菓子です。

お彼岸とは「春分の日」「秋分の日」の時期に各7日間ずつあり
この間にご先祖様のお墓参りをしたりお供え物をします。
お彼岸は現世の人たちがあの世へ思いを届けることが出来るといわれています。

とはいってもうちの園はお寺なので
あんまり知ってるように書くと園長先生に叱られちゃうかも(;´∀`)


気を取り直して…
今日のおやつはきな粉おはぎです。
お彼岸にお供えする食べ物として作られるものですが………。
本当は、今日はおはぎではない❕
ぼたもちなんよ(;^ω^)


それでは、何故ぼたもちなのか?
「おはぎ」と「ぼたもち」って何が違うか知ってますか❓


春分の日のある3月のお彼岸に作られるのは
春に咲く大きくて華やかな「牡丹」の花に合わせて
サイズ大きめ 『ぼたもち』

秋分の日のある9月のお彼岸に作られるのが
秋の「萩」の花が散り地面に落ちた様子が小豆の粒から思い浮かぶことから
小さく上品な大きさ 『おはぎ』
とされるようになりました。

どちらも炊いたもち米をあんこで包んだもの。
正解は
季節 と 大きさ が違う でした (^.^)/~~~

あんこ以外に変わり種として
きな粉やゴマ・青のり・ずんだなどの個性もいろいろです(^_-)-☆

今日のぼたもちは変わり種のきな粉。きな粉は煎った大豆を粉にしたものです。
大豆は『畑の肉』といわれるほど栄養素が豊富♡
たんぱく質は良質な植物性たんぱく質。
その他、食物繊維・カルシウム・鉄・イソフラボンなども多く含まれています♪
イソフラボンは丈夫な骨作りに役立ちます(^^)v
きな粉は細かくすりつぶされているので、
消化・吸収の効率が良いのがイイところ(*'ω'*)


何故お彼岸に「ぼたもち」や「おはぎ」をつくるのでしょうか❔ 

小豆の赤い色は災難から身を守る色といわれていることから
邪気を払う食べ物として日本で昔から先祖の供養の為にお盆や
お彼岸の時期に作られてきたのだそうです♫